痛みについて

痛みについて

来院した時に10あった痛みが、治療後4になったとすると、患者さんは痛みが6とれたことよりも、残りの4の痛みが気になってしまい、今度は(次の日)その4の痛みがその人にとっての10の痛みとなってしまいます。でも、来院したときよりも帰る時の方が少しでも良くなっていれば、それは治療への階段を一歩のぼったという事なのです。

神経と筋肉は物事を記憶します

他の部分(皮膚・爪・髪・骨・粘膜)は、常に組織が入れ替わる為記憶が出来ません。神経・筋肉の組織は入れ替わらないため、年齢に関係なく記憶され、発達していきます。

例えば自転車に乗ることが出来る人は一年間乗らなかったとしても、自転車を運転する感覚を体が覚えているため、すぐまた乗ることが出来ます。これと同じように、治療後の痛みが軽減した状態を1分でも1秒でも長く維持することによって、段々と正常なバランスを脳(脳神経)が記憶するのです。

痛いままの状態で日常をずっと過ごすと、患部周辺の筋肉低下や、患部を庇うことによって、更に他の部分に負担がかかり、バランスを損なって二次的な痛みの原因となることが多々あります。痛いままの状態での運動や、歩行を行っていても筋肉は発達せず悪化するだけです。

つまり、体のバランスを整えるということが最も基本的で大事なことです。